【2025年版】行政書士試験の現状と推移
本日(2025年11月9日)は、令和7年度行政書士試験の実施日です。
受験された皆さん、本当にお疲れさまでした。
私は4年前にこの試験を受け、合格しましたが、今でも試験日の緊張感はよく覚えています。
今回は、今年(令和7年度)の行政書士試験と過去10年間の受験動向・合格率・年齢層の変化についてまとめます。
1. 行政書士試験の基本情報
行政書士試験は、毎年11月の第2日曜日に全国一斉で実施されます。
試験科目は「法令等(行政法・民法等)」「基礎知識(旧一般知識等)」の2分野。
年齢・学歴・国籍などの制限が一切なく、誰でも挑戦できる国家試験です。
2. 令和7年度(2025年)試験の概要
- 試験日:2025年11月9日(日)
- 受験申込者数:63,844人(前年度比 +4,012人)
- 受験者数・合格者数・合格率:2026年1月28日発表予定
- 試験実施主体:一般財団法人 行政書士試験研究センター
3. 過去10年間の推移(データで見る行政書士試験)
以下は、過去10年間(令和元年~令和6年度)の「申込者・受験者・合格者・合格率」の一覧です。
出典:行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」より作成。
| 年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年度(2024) | 59,832 | 47,785 | 6,165 | 12.90% |
| 令和5年度(2023) | 59,460 | 46,991 | 6,571 | 13,98% |
| 令和4年度(2022) | 60,479 | 47,850 | 5,802 | 12,13% |
| 令和3年度(2021) | 61,869 | 47,870 | 5,353 | 11.18% |
| 令和2年度(2020) | 54,847 | 41,681 | 4,470 | 10.72% |
| 令和元年度(2019) | 52,386 | 39,821 | 4,571 | 11.48% |
| 平成30年度(2018) | 50,926 | 39,105 | 4,968 | 12.70% |
| 平成29年度(2017) | 52,214 | 40,449 | 6,360 | 15.72% |
| 平成28年度(2016) | 53,456 | 41,053 | 4,084 | 9.95% |
| 平成27年度(2015) | 56,965 | 44,366 | 5,820 | 13.12% |
※ 令和7年度(2025年度)は申込者数のみ公表(63,844人)。
4. 年齢層の変化と特徴
行政書士試験は、他の国家資格と比べても年齢層が極めて広いのが特徴です。
- 令和6年度(2024)
- 最年少申込者:12歳
- 最年長申込者:90歳
- 最年少合格者:13歳
- 最年長合格者:81歳
このように、「学歴・年齢の壁がない試験」であり、小中学生から再挑戦する社会人やリタイア後の挑戦者も多く見られます。
5. 合格率の安定と試験傾向
近年の合格率は、おおむね10〜13%台で推移しています。
一時的に15%近くまで上がった年もありますが、長期的には安定しています。
- 難易度の大きな変化は少ない
- 「行政法・民法中心」の出題傾向は継続
- 基礎知識(旧一般知識等)で足切りを受ける受験者が一定数いる
したがって、法令科目で得点を積み上げつつ、基礎知識(旧一般知識等)対策を怠らないことが合格のカギです(例年と変わらない)。
まとめ:挑戦する価値は今も変わらず
行政書士試験は、法律系資格の中でも受験者層が幅広く、独立・転職・副業など多様な目的で受験されています。
4年前に私が合格した時と比べても、試験制度の本質は変わらず「地道な積み重ねが報われる試験」だと感じます。
年齢や学歴、経歴、国籍に関係なく挑戦できる試験です。
もしこれから目指す方がいたら、「来年こそ合格」を目標に、一日一問でも継続することをおすすめします。

